Youtubeを中心に活動をしているアメリカのカヴァーソング集団Postmodern Jukeboxが、なんとBabymetalの「 ギミチョコ!! 」を、まさかのJazzアレンジでカヴァーをするというクイアとしか言いようがない演奏動画を公開していました。
日本のアイドルが持つ萌え要素が還元されている歌詞「 あたたたずっきゅん! 」云々がジャズ・マナーにおけるスキャットとして機能しているのがサイコーですね。ラストのバラードっぽくなってコーラスを歌い上げる展開づけとかふざけてるとしか思えませんが、ここまた素晴らしい。思わず笑ってしまいます。
Postmodern Jukeboxは、2011年よりニューヨークを拠点に活動している、世界中の大ヒット・ポップ・ソングをジャズやドゥーワップ、ソウル、リズム&ブルーズなどのレトロサウンドでリアレンジ&カヴァーする音楽集団。これまでRadioheadのCreepやWhite StripesのSeven Nation Army、Britney SPearsのToxicなど誰もが口ずさめるような超有名曲ばかりをピックアップしていますが、そんな彼らがカヴァー相手に選ぶくらい、ベビメタは世界的な人気を獲得しているんですね。報道などでは各国でのライヴが大成功を集めている、という話をよく耳にしていたものの、そういうのって大体現地邦人あるいは日本から押し寄せるガチヲタ集団で観客席が埋め尽くされているイメージがあるので話半分に聞いていたのですが、日本とはまったく関係がない( 少なくとも関係のあるそぶりをまったくみせていない )海外のネット音楽集団によってカヴァーされたということは、彼女達の世界での人気はフロックじゃないという証明なんじゃないでしょうか。
ちなみに以下がオリジナルの「 ギミチョコ!! 」聴き比べると面白さが倍増します。
改めて聴くとめちゃくちゃかっこいいですねえ。世界で売れてしかるべきなクオリティ。こうなったらPostmodern Jukeboxにはさらなる日本のミュージシャンカヴァーも期待したいですね。きゃりーぱみゅぱみゅなんかいかがでしょう。
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