「バッド・エデュケーション」(ペドロ・アルモドバル)レビュー

Post Date:15/05/2016 Modified Date:

  

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ペドロ・アルモドバル「バッド・エデュケーション」を観ました。

これはアルモドバルとはどんな映画監督なのか、というのを説明するのに最も適した作品なのではないか。ことホモセクシュアルな部分においてはそうで、あとはボルベール(アルモドバルにとっての女性観を知るのにとてもよい映画)をみればあなたも彼を知ったことになる、という感じ。

エンリケ役のフェレ・マルティネスはどこかで見たことあるなあ、と思っていたら、エドガー・アラン・ポーの散文を原作にしたオムニバス映画「世にも怪奇な物語」で、マグリットの「白紙委任状」を思わせる森のシーンが印象的なジェーン・フォンダ主演「黒馬の哭く館」や「バーバレラ」の監督として知られるロジェ・ヴァディム(ちなみに「世にもー」はルイ・マルによるアラン・ドロン主演「ウィリアム・ウィルソン」も作品自体がジャン・コクトー「恐るべき子供たち」のウィリアム・ウィルソン、とでもいうべき佳作だし、なによりフェリーニによる「悪魔の首飾り」がホントに最高(フェリーニズ・フェイス満載!)なので未見の人はぜひ観ていただきたい)と名前が混同しがちでおなじみのスペイン人監督、フリオ・メデムによる「アナとオットー(原題:los amantes del círculo polar、日本語でいうと北極圏の恋人たち、回文と輪廻であふれた素敵な映画)」のオットーだと見終えてから気づいた。あとはガエル・ガルシア・ベルナルの顔と役どころの変幻自在さを楽しむ映画だと思います。

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