小西康陽が嫉妬する4曲【西寺郷太 TAMAGO RADIO】

投稿日:06/03/2014 更新日:

  

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3月4日に放送されたTBSラジオ「music24/7 西寺郷太"TAMAGO RADIO"-」は、元ピチカート・ファイヴの小西康陽さんをゲストに迎えて音楽談議をしていました。

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西寺郷太"TAMAGO RADIO"│TBS RADIO MUSIC 24/7

遅れてきたピチカート・マニア、と呼ばれて久しい私は、遅れてきた分ほぼ病的に、小西さんの作品はじめ、これから生み出されるレディメイド系のものは何ものも取りこぼすまい、と思いながら生きています。

今回はそんな私にとってメインコーナーである小西さんが選ぶ「この曲は自分が作りたかった!嫉妬してしまった曲」がとても面白かったので紹介したい、というエントリーです。

挙げられた曲は洋邦新旧織り交ぜた4曲。曲やラジオでの発言だけでなく、小西さんの過去のインタビューのリンクなんかも織り交ぜているのでそちらもチェックしてみてください。

それでは、どうぞ。

小西康陽さんが嫉妬する曲その1ー滝廉太郎「花」

1曲目から不意をつくまさかの選曲。

しかも小西さん、テーマとは全く関係なく選んだそうです。西寺さんも「この時代の曲がこの番組でかかるのは初めてです」と、少し困惑した様子でした。

ともあれ、この曲をチョイスしたのは、小西さんが最近「わが愛の譜 滝廉太郎物語」という映画を観たため、とのこと。

小西さんは加えて

「昔は『春』ってタイトルだと思っていたんですけどね(笑)。この曲を作ったとき、滝廉太郎は二十歳。15歳で音楽学校に入って、そこからピアノを習い始め、数年後にはいきなりこの曲を作ったらしいんですよ。若くしてこれほどの究極のポップソングを作り上げていたことに驚いたし、感動しました。」

と放送内で語っていました。

小西さんが観たという映画がこちらです。

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小西康陽さんが嫉妬する曲その2ーThe Beatles「Yesterday」

次に挙げたのは、誰もが知っているビートルズの超名曲。

しかし小西さんは「ビートルズは大好きでしたが、実はyesterdayはずっと好きでも嫌いでもない、どうでもいい曲のひとつだった」らしいですが、50歳になって突然この曲の素晴らしさに気づいたらしい。

「1970年頃にジェイムス・テイラーをはじめとした内省的なシンガー・ソングライターの時代が来て、僕はちょうどそのとき一番音楽に影響を受けて音楽を好きになった。で、この曲はそんな時代の先駆けだったんだなと気づいたんです」

と理由を挙げていました。

ちなみに放送内で「ポールにあったら"you are the reason that I am here"と伝えたい」と言っていた小西さんですが、下記サイトではより詳しく彼とビートルズの関わりについて話していますので、そちらも是非ご覧ください。

#117 小西康陽「ポール・マッカートニーは、20世紀以降の音楽家として理想的な人」 | ビートルズブログ アビイ・ロードの歩き方 | WEBマガジン e-days「イーデイズ」

小西康陽さんが嫉妬する曲その3ーペギー・マーチ「コンニチハ サヨナラ」

3つめは、1960年代にアメリカだけでなく、ドイツや日本で活躍した女性シンガー、ペギー・マーチが日本語で歌った一曲。いずみたく作曲のメロディーもさることながら、小西さんがどうしても自分で作りたかったのは、岩谷時子さんの作る歌詞があまりに素晴らしいから。

特に曲の中盤に出てくる「おひげがのびた」という歌詞を取り上げて大絶賛。小西さんは昔から歌詞カードを見なくてもわかるような曲にしたい、というふうに考えながら作曲活動をしてきたそうですが、この曲は小西さんの考える理想的な曲と歌詞のバランスなのかもしれないな、なんてことを聴きながら考えていました。

日本語で歌うペギー・マーチ
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小西康陽さんが嫉妬する曲その4ー少女時代「Gee」

ラストに挙げたのは韓流アイドルの大ヒットソング。最初に聴いたのは韓国語Ver.だったそうですが、小西さん自身がDJでかけるときには日本語ver.だそうです。

この曲に関しては、ラジオで語ったことよりも、下記のフイナムでのインタビューのほうがより詳しいのでそちらをご覧ください。

―ところで、今、若くて気になっているアーティストやプロデュースしてみたいアイドルとかっていらっしゃいますか?
小西:あー(笑)。今日ちょうどお昼にレコードを聴いていて、久々に若い女性歌手の曲を作りたいと思いましたね。割と、このアルバムを作っている間や、作ってすぐの時は、自分より年上の人ばっかりプロデュースしたいと思っていたんですが。久しぶりに、若い女性のポップスを作ってみたいな、と思いました。

―それは、日本のアーティストということでしょうか?
小西:そうですね。

―そんなこと言ったら、色んなところから話きちゃうのでは(笑)?
小西:いやー、どうでしょう(笑)。去年ね、少女時代の「Gee」という曲を聴いて...

―あの衝撃的な...
小西:そう、僕もあれを聴いて、ほんと久しぶりにすっごい悔しかったんですよ。「これは自分の書きたかった曲だ!」って感じで。正直、Perfumeを見ていても、「あー、中田君スゴイなぁ」と思うけど、別に自分でやりたいとは思わなかったんですよ。でも、あの「Gee」って曲を聴いた時は、なんていうんだろう、ちゃんとポップスになってる、というのがスゴイと思ったんですよね。

引用元:「PIZZICATO ONE」始動。小西康陽インタビュー。 - FEATURE | メンズファッションのwebマガジン「Houyhnhnm(フイナム)」

さらに放送では、特にこの曲の譜割(メロディーに対する歌詞の載せ方)、しかも日本語の載せ方、ということではなくポップミュージックとしての譜割に一番にやられた、とも言っていました。

最後に。

以上が今回のラジオで小西さんが「自分が作りたかった」として挙げていた曲の全てです。
番組中ではそのほかにも深田恭子「キミノヒトミニコイシテル」やNegicco「アイドルばかり聴かないで」に関する制作の裏話や、西寺郷太さんとの関係性などのエピソードなど魅力的な話がたくさん出ていて、すごく楽しい放送でした。

何より、「これからの人生。」終了以来久々に1時間以上小西康陽づくしのラジオが聴けたのがとても嬉しい。

これからもたくさんラジオに出て、彼の知識とユーモアをたくさん聴かせてほしいものです。

READYMADE JOURNAL

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