ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動する4人組インディー・ロック・バンドCharly Blissが自身のYouTubeオフィシャルチャンネルにて「 Westermarck 」ミュージックビデオを公開していました。
超絶エモーショナルなパワーポップで最高ですねえ…リヴァース・クオモもマット・シャープの胸の中で泣きじゃくるに違いない。彼女たちは生まれてくる海岸を間違えたんじゃないか、とかそういうイグザジャレイテッドなことをたくさん言って、言葉を尽くして讃えたくなる素晴らしさではないでしょうか。ボーカルのシンディ・ローパーかよと言わずにはいられない、キュート&ストレンジというかクイアな歌声もずっと聴いていたくなります。メロディーにどこか日本っぽさというか、大瀧詠一感を覚えるのは気のせいでしょうか。
この曲は4/21にリリースされた彼女たちにとっての1stフルアルバム「 Guppy 」に収録されています。現在bandcampから直接配信購入できるほか、Death Cab for CutieやRa Ra Riotが所属していることでも知られる有名インディー・レーベルBarsukよりフィジカル盤もリリースされているようなので( 日本ではPヴァインから )、気になる方はぜひチェックしてみてください。
ミュージシャン・バイオグラフィ
まるで個人名のような名前のCharly Blissですが、実際はブルックリンに拠点を持つ4人組のロック・バンド。メンバーはボーカル/ギターのフロントマンEVA HENDRICKSほかSAM HENDRICKS、SPENCER FOX、DAN SHUREで構成されています。
バンドの結成は意外にも古く、2008年ごろ、当時まだ15歳だったEvaとギタリストのSpencerがTokyo Police Clubのライブを見たことがきっかけでスタートしたとのこと。そこにEvaの弟であるSamと、Spencerの友人かつEvaの元カレ( ! )のDanが加入して現在のかたちになったそうです。以来現地でのライヴ活動を中心に演奏を続けていた彼らは、2014年、bandcampにてバンド初となる音源「 Soft Serve 」EPを発表( 現在でもName Your Priceでダウンロード可能です )。
その後もbandcampにていくつかのシングル曲をリリースしながら、今回の1stフルアルバム「 Guppy 」にまで至っています。また、彼女たちの奏でる音楽についてはSleater-KinneyやBreeders、Veruca Saltなどの名前を挙げて形容されることが多いようですが、Eva自身は米アニメ「 Josie and the Pussycats( 邦題は「 プッシーキャット 」 ) 」の劇中曲にそのルーツを見いだすことができると語っています。
webで聴ける彼らのその他の音源は以下のとおり。
関連リンク
Barsuk ( 2017-04-21 )
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Pヴァイン・レコード ( 2017-04-19 )
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