バカリズムライブ「なにかとなにか」レビュー

Posted :04/08/2014 , Modified :

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バカリズムライブ「 なにかとなにか 」を観てきました。

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ネタがおもしろかったのはもちろんだけど、白黒2トーンのテーマカラーにメランコリックなRAM RIDERさんの曲、「 ○○と○○ 」に統一されたコントタイトルなど、パッケージとしてめちゃくちゃスタイリッシュで超かっこよかった。内容的に言うと、今回も言葉遊びに歌ネタ、あるあるネタ、ノーマルなコント、会話劇など様々なスタイルのコントが詰め込まれていました。「 母なる星と母なる音 」と題されたコントではことばに関して母音と子音を駆使して遊ぶなどの超絶インテリジェンスを発揮していて、笑いながら戦慄していました。あと「 理性と本能 」ではどぶろっくのバカリズム的解釈とでも言うべき歌ネタにカンケさんの山下達郎も認めたパロディセンス抜群の楽曲が見事に組み合わさってホントにすごかった。というより、単純に升野さんがとても歌がうまく、その無駄な歌唱力に思わず笑ってしまいました。

会場で一番爆笑が起こってたのは悪意しかない「 女子と女子 」っていうコントだったけど、つまるところ女子あるあるを凝縮したネタで女性の観客が腹を抱えて笑っていたのをみて、綾小路きみまろさんと壮年女性の関係性に思いあたりました。ターゲット層若いだけでやってることはほとんどいっしょ。「 原因と結果 」というネタではコンビニ強盗の目撃者が電話で犯人の容姿を伝えるコントは絶対にラジオをはじめたから生まれたネタだと途中で気づいて、色んなところから理性的におもしろさを抽出してコントにしてしまうその技量にさらに脱帽。

「 虎と屏風 」は一休さんのとんち話と、テレビ番組のネタ見せでいそうななんか嫌な感じのディレクターorプロデューサーというキャラクターを組み合わせていた。昔話と業界人という、どちらも升野さんが大好きなモチーフ。一休さんを若手芸人扱いする足利義満。

ほかにラジオで話していた「 ネタができなかったことを説明してお客さんに10分くらいで帰ってもらうようにしたい 」というトークをオープニングでうまいことアレンジしてネタに組み込むなど、ラジオリスナーに優しい感じも出しててよかったです。多忙ななかでも確実にその時々でオリジナリティ満載かつ最高速度の笑いを作ってしまうバカリズムさんはすごいなあ、というのが一番の感想かもしれません。なにかとなにか。最近みた彼のライブでは一番好きかも。

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