ニューヨークのインディー・ロック・バンドSkatersが自身のYouTubeチャンネルにて「 Northern Soul 」のミュージック・ビデオを公開していました。
タイトルに偽りあり、ということ自体に語弊がありますが、音楽のジャンルとして日本国内で一般的に言われている"ノーザン・ソウル"な音像ではなく、むしろBeckの名曲「 Loser 」を思わせるようなオルタナティヴさを感じさせる楽曲ですね。これまでの彼らからはストロークスmeetsアークティックモンキーズ的なガレージ・ロックな印象を持っていましたが、また新たな一面というか、彼らの敬愛するPixiesの影響ズバリ感もあってこれはこれでいいですね。
この曲はバンドの自主レーベルYonks Recordsより3/24にリリースされた2nd LP「 Rock and Roll Bye Bye 」に収録されているとのこと。いまのところフィジカルでの発売はなく配信のみで流通しているようです。気になる方はオフィシャルサイトのリンクを辿ってみてください。
バンド・バイオグラフィ
Skatersはニューヨークを拠点に活動する4人組ロックバンド。LA出身のボーカルMichael Ian CummingsとDirty Pretty Thingsにサポートとして参加していた経験もあるイギリスはキングストン・アポン・ハル生まれのギタリストJosh HubbarsがLAのとあるパーティで知り合ったことから意気投合し、Michaelの古くからの知り合いだったドラムNoah Rubinを加えて2012年に結成されたとのこと。同年にデビューEP「 Sclemer 」をリリースして注目を浴びると、そのままメジャーレーベルであるワーナー・ミュージックと契約します。そして2014年に1stフルアルバムとなる「 Manhattan 」をリリースし、世界的にも一気に注目を集めるようになりました。そんな彼らは影響を受けたバンド、ミュージシャンとしてMission Of Burma、DEVO、The Cars、Ramones、The Clash、The Pixiesなどを挙げています。
現在ではメジャーレーベルを離れたようで、今回紹介した「 Norhtern Soul 」が収録されているアルバム「 Rock and Roll Bye Bye 」は、先述のとおり彼らの持つレーベルYonks Recordsから発表されています。ちなみにレーベル名のYonksとは、結成初期のころにバンドメンバーや友人のミュージシャン、デザイナー、フォトグラファーなどといっしょに作っていたフォトzine「 Yonks 」から来ているそうです。名は体を表す、というと語弊はありますが、SKATERSというバンド名がとても似合うエピソードだなあと思います( zineはLAのスケーターやパンクロッカーがはじめたカルチャーだと言われている ※諸説あり )。
そのほか彼らの楽曲は以下からチェックしてみてください。
関連リンク
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