The Lagerphonesが9月に通算4回目の来日ツアーを開催 & 4thアルバム「あたらCD」をリリース

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メルボルンを拠点に活動する6人組パーティ・ジャズ・バンドThe Lagerphonesが、自身4年連続4回目となる来日ツアー、その名も「4次会」の開催をアナウンスしていました。

ライヴ詳細

Lagerphones Tour Posterヴォーンpresents
The Lagerphones 4th Japan Tour "YO JI KAI"
ツアースケジュール
東京①
9/14(金) CITAN
9/16(日) DAVIDE COFFEE STOP
9/17(月) NOKUTICA
9/19(水) senkiya
9/20(木) LITTLE NAP COFFEE ROASTERS*
関西
9/21(金) きんせ旅館
9/22(土) LEN HOSTEL
9/23(日) TRUCK FUNITURE
9/24(月) 千鳥文化
9/25(火) UrBANGUILD *
東京②
9/27(木) LIFE SON
9/28(金) コーヒー・ロン
9/29(土) TOKYO COFFEE FESTIVAL
9/30(日) TOKYO COFFEE FESTIVAL
9/30(日) NUI HOSTEL
*の会場はチケット要予約。公演日、お名前、枚数をvaughanpresents@gmail.comまでご連絡ください。

トランペット、トロンボーン、クラリネット、バンジョー&ギター、コントラバス、ドラム&パーカッションというセットでトラディショナルなジャズ、タンゴ、ブルースなどの歌って踊れる音楽を届けるThe Lagerphones。今回のツアーでは9/14のCITANでのライヴを皮切りに、約3週間で全国15ヶ所を回る予定だそうです。特筆すべきは彼らが演奏する予定のライヴ会場のユニークさでしょう。ラインナップされている公演場所には、たとえばCIRCUS TOKYOやShibuya O-NESTなど、日本国外で活躍するインディー・ミュージシャンにとっておなじみなちょうどいい規模のライブ・スペースの名前は一切なく、その代わりにホステルや家具屋さん、コーヒーショップや伝統的な日本旅館など、"来日ツアー"をやるにあたってどのようなパフォーマンスになるのかおよそ想像もつかないショップやカフェばかりがずらりと並んでいます(下記は過去の日本ツアーでの一幕)。

これは彼らの日本でのライブにおけるイベント・オーガナイザーを務める、おなじくメルボルン出身で現在は東京にてモデル、ライター、ファッションカレッジ講師、コーヒーブロガーなどカルチャー方面でさまざまな活躍をみせるVaughan (ヴォーン)氏のアイディアによるところが大きいそうです。なんでも「彼らが普段(オーストラリア国内で)ライブをしているのはオープンなパブが多いので、お客さんが昼間からビール片手に彼らの演奏を楽しんでいるようなパブの雰囲気を、日本でも少しでも再現出来たら」との想いがこめられているのだとか。メルボルンから遠く離れた東京で、彼らの音楽のみならず普段の"空気感"までいっしょに体感できるかと思うと、それだけでスペシャルな体験になること間違いなしですね。

開催されるライブは一部をのぞいてすべてエントランス・フリーで行われるとのこと。さらに今回は初めて関西方面でのパフォーマンスも予定しているので、みなさん気軽に足を運んで観てはいかがでしょう。

また、来日ツアーにあわせて4thアルバム「あたらCD」のリリースも発表、収録曲の中からファースト・トラックの「2$ At The Pokey」がsoundcloudにて公開されています(下記データ内リンクより試聴可)。

Artworks 000391557105 tdj3oh t500x500
The Lagerphones
「あたらCD(Atarashidi)」
1. 2$ At The Pokies
2. Yopparai
3. Flippin' Gaps
4. Moshi Moshi
5. Royal Garden Blues
6. Lagertango
7. Tins
8. Your Smiling Eyes

タイトルからもうかがい知れるとおり、アルバムは彼らが第二の故郷と感じている街"東京"で出会った友人や数々の忘れられない出来事にインスパイアされて製作されたそうで、収録曲の中には「 moshi moshi 」「 Yopparai 」など日本語詞で歌われているものもあります。しかもこれが一部の音楽マニア垂涎のバートン・クレーン「かわいそう」やジャック・アーサー「モシモシ・アノネ」をはじめとした、1930〜50年代ころの日本にてSP盤でリリースされていた外国語話者ミュージシャンたちによる日本語詞の楽曲群を思いおこさせるレトロ・ポップといった感じで大変素晴らしい。ご本人たちが意識しているかどうかはともかく、このようなグッドチューンがリアルタイムに生まれていることが大変喜ばしいですし、The Lagerphonesさん日本を好きになってくれてありがとう、と心から言いたくなります。

CDはいまのところライヴ会場限定でゲットできる予定とのことですので、とにかく何かしらの再生機器を必要とする音源がほしくてたまらない20世紀の亡霊とThe Lagerphonesのノリに取り憑かれた音楽ファンのみなさまも、やっぱり彼らのライブに足を運ぶしかないですね。どうしても待ちきれない、というかたは過去のライブ映像を観ながら来たる日を待ち続けましょう。

※8/23にsoundcloudにて全曲公開されました。以下embedよりどうぞ。

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