ロンドンを拠点に活動する若干22歳の女性ギタリスト/シンガーソングライターのNilüfer Yanya（ ナイルファー・ヤンヤ ）が、自身のYouTube vevoチャンネルにて新曲「 Thanks 4 Nothing 」のミュージックビデオを公開していました。
これまではグルーヴィなリズム、いわゆる"ブラックミュージック"に大きくインスパイアされた楽曲を多く発表してきたNilüferですが、今回は前曲「 Baby Luv 」のように、よりストレートなビートに静謐なギターサウンドとメロディを乗せた、インディー・ポップ然とした感じになっていますね。女性ボーカリストということもあり、自ずとフロリダのアシッド・フォーク・デュオSALESの楽曲群が思い出されます。彼らよりは声質がハスキーなところがまた癖になりますね。トゥギャザーがトゥギャヴァーに聞こえるなどコクニーがかったアクセントも耳心地が良いですね。
ミュージックビデオは、映像でもフィーチャーされているNilüferがフリー・マーケットで偶然見つけて購入した占い用のカード「 Stargate 」をアイディアの起源として、彼女と同じくロンドンを拠点に活動している映像制作ユニットＥＮＥＲＧＹ ＦＯＲＣＥがディレクション＆編集をしたそうです。撮影監督には以前も彼女のMVを担当したJoseph Gainsboroughがクレジットされています。
この曲は彼女の所属するレーベルBlue Flower/ATO Recordsからすでにシングルとしてリリースされている、と発表されていますがオフィシャルではストリーム、配信ともに現在リンク切れとなってしまっています。ということで公開されているのは現在ミュージックビデオと下部のAmazonのみ。いずれ他形態でのリリースも行われると思います。気になるかたはレーベルサイトを随時チェックしてみてください。
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