デンマーク出身のインディー・ポップ・ユニットLINEBUGが自身のYouTubeオフィシャルチャンネルにてニューシングル「White Nights」ミュージック・ヴィデオを公開していました。
LINEBUGは、ボーカル兼サウンドプロデュースを務めるLine Bøghと「Surrogaten」と呼ばれるアート・コレクティヴの一員で、ヴィジュアル・ワークを担当するCGクリエイターChristian Gundtoftの二人によるアート・ポップ・ユニットとのこと。「White Nights」はファンタジーな雰囲気のある音楽もさることながら、ビデオがとんでもなく素晴らしいですね。"白夜"というネーミングから類推されるモノクロ記帳の画面を2200枚にも及ぶという手書きアニメーションがデジタルに動きつつ、後半になるとカタルシスを迎えるかの如く画面に色がつけられ登場するボーカルのLineが生き生きと躍動する構成に思わず見入ってしまいます。歴の長いインディー・ポップ・ファンにとってはToro Y Moi「Rose Quartz」を思い出させる映像となっているのではないでしょうか。このビデオはインディペンデント映画の祭典であるLift-Off Film Festival 2020のセレクションも通過しているそうです。普段はLiveパフォーマンスでも映像と音楽を連動させたアクトを用意しているようなので、是非日本でも観られる機会が訪れてほしいものです。
「White Nights」はYouTubeのほか、Spotify,など各種ストリーミングサーヴィスでも聴くことができます。お使いの方はそちらでもぜひどうぞ。
