LIA PAMINAが新曲「Cards On The Table」をリリース

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スペインの老舗インディー・ポップ・レーベルElefant recordsのYouTubeチャンネルにて、スペイン出身のレトロ・ポップ・シンガーLia Pamina( リア・パミナ )の新曲「 Cards On The Table 」が公開されていました。

Françoise Hardy「 Comment Te Dire Adieu 」もとい石川ひとみ「 まちぶせ 」系な最高のレトロ・ポップですね。舌の長さを感じさせる、というかスペイン語なまりの英語がなんとも耳心地よいです。

この曲は先ごろリリースされたデジタルシングル「 The Boy I Used To Know 」( 1stアルバム「 Love Is Enough 」収録 )のB-sideとして公開されたとのこと。いまのところこの曲のフィジカル盤は存在していないようです。とはいえどう考えてもレコードで聴きたい曲なので、続報に期待したいところです。

シングル自体はitunesSpotifyほかでリリースされていますので気になる方はチェックしてみてください。

ミュージシャン・バイオグラフィ

Lia Pamina Profile Photo

スペインのカステジョン出身のシンガーであるLia Paminaは、Astrud Gilbertoに憧れて音楽の道を歩みはじめたとのこと。同様にClaudine Longet、Margo Guryan Blossoma Dearieなど往年のガールズ・ポップ・ボーカリストの名前を影響を受けた人物として挙げています。

かつてネット上で上記のような歌手のカヴァーソングを歌ってはアップしていたところ、エレファント所属、インディー・ポップ・ファンには馴染み深いAlice Cooperのプロデューサー兼ギタリストであるRobbie Leffの目に留まる事になり、レーベル周囲のミュージシャンたちと交流を持ちながら音楽活動を継続していきました。

そして2014年、The YearningsのJoe Mooreプロデュースによる1st EP「 How I Come 」で同レーベルよりデビューを果たしました。作品集としてはほかに2016年には1stアルバム「 Love Is Enough 」、今年の5月には2nd EP「 Sycamore Tree 」をリリースしています。

レーベルによると、今回のリリースでLia Paminaの活動は「 一つの( 小さな )サイクルの終了 」を迎えるそうです。簡単にいうと1st LP「 Love Is Enough 」のプロジェクトの最中に生まれた曲のリリースは一旦終了し、引き続きJoe Moore氏のプロデュースの元、あらためて( 2nd LPに向けて、という捉え方もできそうです )精力的に活動する予定だそうです。急激にエレクトロポップにシフトする、みたいなインディーポップ・ミュージシャンにとってよくありがちなパターンにはしばらくならなそうですので、これからも彼女の活動には注視していきたいですね。そしてAlpaca SportsやCristina Quesadaちゃんみたいに日本に来てほしいものです。

その他の楽曲は以下からどうぞ。

関連リンク

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