WHALE TALXの似非animalが自身初のソロ曲「feel」を配信リリース

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新進"奇形"のHIP HOPグループWHALE  TALXのフロントマンを務める似非animalが、Spotifyをはじめとした各種ストリーミングサーヴィスにて、自身初のソロ・シングル「feel」をリリースしていました。

連続リリースが予定されている『a_part』シリーズの第1作目という今回のシングルは、プレスリリースによると「Gary Snyderの『How poetry comes to me』を想起させるような自由に束縛されない詩は、どこか寂しげにも見えるが、その芯は清々しく快い。ヴィパッサナー瞑想で培った呼吸法が極限まで感覚を研ぎ澄まし、遂には底知れぬ可能性を引き出した」一曲とのことです。正直バカなわたしには何を言っているのかさっぱりわかりませんが(失礼)、この曲にこめた熱量はたしかに伝わるディスクリプションですね。少なくとも、これを読んだ人々はブラウザのサーチバーに「Gary Snyder」あるいは「ヴィパッサナー瞑想」と打ち込むこと必至、つまるところこの説明自体が一定の行動や思考を喚起するものになっているかと思います。

それは実際の曲「feel」についても同様で、「Am I feeling or feeding?」というフックのフレーズは、その答えが自分にとってはどうなのか、ふとした瞬間に立ち止まって考えてみたくなりますね。さらにWHALE  TALXでみせる優しくてピースフル、かつ愛を感じさせるものとは一線を画した(あるいは表裏一体の)、自己の在りかたや生きかたを省みる、内面に入り込んでいくような楽曲になっていると思います。最近はミュージシャン自身の考えに踏み込んだ歌詞を持つちょっと暗い曲すなわち「内省的」と言われがちですが、これぞまさしくgenuineな内省的ポップスといえるものではないでしょうか。

そしてWHALE  TALXで活動を共にするlazyboy氏が提供したトラックは、80'sの名機と謳われるシンセ「JUPITER-8」と、電子バイオリン「YAMAHA YEV105」のピュアな音色が絡み合う、トレンド真っ最中のいわゆるNu-R&Bやエレクトロ・ポップといった仕上がりで、リリックのムードを高め、かつ聴き手の感情を揺さぶりますね。

ちなみに本作のアートワークを担当したのは、デビュー2年で10冊以上の「絵本」を出し、『ONE PIECE picture book 光と闇と ルフィとエースとサボの物語』(集英社)の著者としても知られる長田真作氏とのことです。

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また、似非animal氏のオフィシャルなプロフィール(記事下部参照)も読み応えがあります。とんねるず石橋貴明による異性愛を前提としたマッチョなイニシエーションに関する発言(モノマネ)を引用しているところなど(はたして今の若い世代の人々にどれだけ伝わるのか、という疑問はさておき)非常にヒップホップ的だし、別の視点から見るとこの曲(やこれに続くいくつかの楽曲たち)を多くのひとに開かれたものにしたいという気概を感じることもできますね。考えすぎでしょうか。

先日リリースされたWHALE TALXのニューシングルについてはこちらをご覧ください。

ミュージシャン・プロフィール(プレスリリースより)

Ese animal picture

WHALE TALX所属のMC。詩心のお食い初めは吉井和哉。敬愛する詩人はGary Snyderとナナオ・サカキ。ファーストバイトで醍醐味を感じさせるクロワッサンのような、耳心地抜群かつ口馴染みのいい歌を、とんねるず石橋貴明の「オナラじゃないのよ、オナラじゃないのよ、空気が入っただけ」が孕む、かなり月日が経ったある日、ふと理解したその瞬間にのぼる大人の階段のような含蓄があり、ゆえに無駄のないラフな詩で、紡ぎだしたい。
歌詞という概念を突き詰め、歌と詞として仕立て、味の消えないチューイングガムとして仕上げる職人肌。無類の感覚派兼無類の理屈屋。

関連リンク

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関連エントリ:
WHALE  TALX×annie the clumsy「As you like」MV
「NEW ERA」MV
「Fossilmania」MV
annie the clumsy「Paradise feat. ese animal」MV

                     

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