京都の4人組インディー・ロック・バンドbrowned butterが自身2枚目となるEP「Toothpaste」を各種ストリーミングサーヴィスにて配信リリースしました。
Ano(t)raksよりリリースされたデビューEP「Fall」が日本全国のインディー・ロック・ファンや靴を眺めてばかりいる人たちの間で話題をあつめたbrowned butterですが、今回は自主レーベルsmooth recordsからのリリースとなるようです。収録曲はイントロ的な「POG」から続けて聴こえてくるストレートなシューゲイザーという感じで最高なタイトルトラック「toothpaste」、Yuckあたりのイギリスのインディー・ロックを彷彿させる「Left Behind」、Oasis「supersonic」を思わせるイントロからはじまりつつグランジ的な音像の「hoax」、パワーポップ的なアプローチを見せるジャングリーな「megatherium」の全5曲。ミックス・マスタリングは京都のインディーバンドシーンと深く関わりのあるmusic studio SIMPOの小泉大輔氏によるものとのことです。前作同様中山晃子さんによるアートワークも素晴らしいですね。
このEPに関してbrowned butterは「シューゲイズやグランジ要素を前作より大幅に取り入れ、期待以上の仕上がりになった」とか「いろんなオルタナジャンルに取り組みをしてる中にシューゲイザーもあるしグランジもある。最初からそのつもりで活動していますが、それが伝わる今作になればいい」（ボーカルNaoさんのツイートより）などなどその出来上がりに自信をのぞかせるコメントを残していますが、実際のサウンドにもどこか迷いが吹っ切れたような明るさと、力強いポップネスが随所に感じられ、聴いていて非常に気持ちいい作品集となっているのではないでしょうか。シンプルにいうとしたら、とにかくめちゃくちゃかっこいい。インディー・ミュージック、とくにノイジーなギター・ポップを愛してやまない音楽ファンならこのバンドを知れてよかったと心から感じられると思いますので「わたしはそれに該当するかも知れない」と思ったそこのあなたはいますぐチェックしておいて損はないはずです。
EPはspotifyほか、Apple Music、bandcampなど各種ストリーミングサーヴィスにて配信されています。こちらのリンクからお使いのサーヴィスでぜひ聴いてみてください。brownde butterの直近のライブ情報は以下よりどうぞ。
ライヴ情報
2019/4/17 at GROWLY
Live：browned butter,EASTOKLAB, Crispy Camera Club, Newdums, sunday morning bell and more...
料金：adv¥2300/door¥2800
ドリンク代無料 (free drink fee)
学割 ¥400 off (student discount ¥400 off)
info：GROWLY
After a dreaM 2nd anniversary
2019/04/28 at mona records
Live：browned butter, YEN, The Waterfalls, tokyotender, せだい
open 18:00,start 18:30
料金：前売￥2,000,当日￥2,500 (+1d)
info：mona records
