World Machineがデビューシングル「 Affection 」をリリース

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ロンドンのインディー・エレクトロ・ポップ・ユニットWorld Machineが、自身のオフィシャルsoundcloudアカウントにて配信デビューシングル「Affection」をリリースしました。

強めのビートやマイケル・ジャクソンばりのハイトーンボイスが鳴り響くなかでも、どこか柔らかな、優しげな雰囲気を感じる曲ですね。エレクトロをベースにしながらファンキーなギターメロディーが生み出すグルーヴ感が十分にポップにしている点、、そしてアートワークの感じなどをみると彼らのことを「ピンク色のプリンス」なんて呼びたくなります。ちなみにアートワークのカラーマネジメントは彼らの「現代ポップスに失われた"優しさ(tenderness)"を取り戻す」という意志を表現したものだそうです(これはメンバーのNazによるアイディアだそう)。リリックは世の中すべてのひとに共通するような「親密かつ心地のよい関係性をキープできる誰かが近くにいてほしい」というコンセプトの元書かれているとのこと。

この曲は上記soundcloudのほか、現在Apple Music,Spotifyなど各種ストリーミングサーヴィスでも聴くことができるようです。くわしくはそれぞれのリンクよりチェックしてみてください。

バンド・バイオグラフィ

PROMO PHOTO 1

World Machineは2017年にボーカル&ベースのJack Shea(写真右)、ギタリストのNaz Kalsey(左)によって結成されたエレクトロ・ファンク・ポップ・ユニット。ふたりはともに、かつて80'sなサウンドを標榜するインディー・ポップ・バンドSmashing Lightのメンバーだったそうですが、メンバー間の音楽性の違いから解散、その直後にふたりで「World Machine」と名乗り活動をはじめたそうです。この名前は「ひとつのジャンル、ある特定のメッセージにとらわれない、あるいはこれから生まれるだろう音楽的に刺激するコンセプトやアイディアを邪魔しないように」アノニマスな、ある意味一般的すぎる単語の並びをチョイスしたそう。

初期はこれまでのバンド・サウンドとはまた違った音楽を表現するために自分たちにできること、そして彼らにフィットするスタイルを模索、実験するために、ジャンルでいうとリズム・アンド・ブルースを演奏するユニットとして活動をスタートさせました。活動するにしたがってスタートから徐々にそのかたちを変え、数ヶ月前まではもっとEDM的な趣向の強い楽曲を仕上げていたそうですが、結果現在ではインディー・ロック、UKガラージュ、ソウル・ミュージックなどさまざまなジャンルから音楽的要素を取り入れた現在のかたちに落ち着きました。具体的に彼らが影響を受けたミュージシャンとしてはMichael Jackson, Prince, Hall & Oates,Scritti Polittiらなどを挙げています。

とはいえ、現在ライヴ・バンドとしてツアーを回るためのドラマーを募集していたりするので(シングルの音像からすると少し以外にも感じます)、このかたちもやはり(それなりに確信めいた方向ではありながら)"現時点で"のWorld Machineの最高速といった感じ、まだまだここから姿を変える可能性を十分に秘めているとはいえそうです。現在の体制で30曲ほどのストックがあるそうで、来年あたりにはそれらから吟味した曲を録音し、EPやLPなどの作品集としてまとめる予定だそうです。

今回の曲を聴くにつけ、エレクトロを基調にしながらもマニアックになりすぎず、むしろメインストリームにのぼりそうなポップネスを発揮してくれるユニットに化けそうな予感がしますね。早くから目をつけて自慢したいインディー・ミュージック・ファンのあなたは今がチャンスかもしれません。

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