シカゴの4人組インディー・ポップバンドVARSITYが自身のオフィシャルYouTubeチャンネルにて新曲「 Settle Down 」のミュージックビデオを公開していました。
思わず踊りだしたくなるキャッチーなサウンドで最高ですね。「 Settle Down 」がプレミア公開された海外サイトnoiseyでは「 アップテンポかつ、ジャングリーなギターソロを追加したベル・アンド・セバスチャン 」と表現しています。にもかかわらず歌詞はダウナーというか、あらゆるミュージシャン、ひいてはクリエイターにつきまといがちな所謂"産みの苦しみ"、ストラグルをエモーショナルに歌い上げているところも素晴らしい。ボーカルのStephanieさんによると「 歌詞を書きはじめたのは1年前で、出来上がったのは録音直前のスタジオ 」だとのこと。まさに「 書けないことを書く 」というベタなメタを地でいくエピソードですね。記事によると、実際にそのアイディアこそが「 Settle Down 」の楽曲制作における推進力になっていたそうです。
この曲はbandcampでも公開中で、ストリーミングのほかフリーダウンロードも可能( Name Your Price )となっています。たとえデータであっても手元になきゃ音楽なんて聴く気しないね、という愛すべき時代遅れのみなさまは挙ってDLしましょう。1曲リピートして聴くと永遠にループしてるように聞こえるので、曲のモチーフである「 抜け出せない制作 」の雰囲気をより味わうことができると思います。
近日この曲も収録されるらしいNewアルバムもリリース予定とのことですので、今後も彼らの動向には注視しておきましょう。
VARSITYのよりくわしいバンド情報は過去エントリを参照してください。
関連エントリ:シカゴのインディー・ポップ・バンドVARSITY「 Still Apart 」のさわやかなサウンド Free DLできます