サン・フランシスコのインディー・ポップ・ユニットNRVS LVRSが、Spotifyにてニューシングル「Only Human」をリリースしていました。
インディー・ポップ好きなら誰もがワクワクする往年のニューエイジ的ドラムパターンからはじまりつつ、蓋を開けてもその期待を裏切らない、小気味よくストレートなエレクトロ・ポップに仕上がっていますね。本来の英語のアクセントとは大きくかけ離れたメロディーが散見されるところやイントロの逆再生などを音像に、どことなくオリエンタルな雰囲気を感じるのは気のせいでしょうか。Bevin Fernandezによる、夢に出てきた自分の良心の塊のような別人格aka天使が発していた声のような優しいボーカルも素敵です。
この曲はSpotifyのほかApple Music,YouTubeなど各種ストリーミングサーヴィスでも聴くことができるようです。お使いの方はそちらでもぜひ。
ミュージシャン・バイオグラフィ
NRVS LVRS（ナーヴァス・ラヴァーズ）はサン・フランシスコを拠点に活動するエレクトロ・ポップ・デュオ。2014年にバンドとしてのキャリアをスタートさせた彼女たちは、2015年に地元のインディー・レーベルBreakup RecordsにてデビューLP「The Golden West」をリリース。ローカル紙のミュージックレヴューで好評を受けるなど、当初から注目を浴びていた存在のようです。そのほか現在までにもう一枚LPをリリースしています（2017年「 Electric Dread」）。ちなみに彼らは影響を受けたミュージシャンとしてMassive AttackやCan、Kate Bushなどを挙げています。なんとなく意外性があっておもしろいですね。さらにちなむとメンバーのAndrew GomezとBevin Fernandezは夫婦とのことです。
そんな彼らは現在LAのスタジオにて、WAVVESやFMLYBNDなどを手掛けたEric Palmquistをプロデューサーに迎え、EPのレコーディングの真っ最中だそう。このページで彼らを初めて知ったかもそうでない方も、近いうちに連なる予定の新曲たちを心待ちにしておきましょう。
