カリフォルニアの4人組インディ・ロックバンドNaive Thivesが、オフィシャルYouTubeチャンネルにて新曲「 Born Alone 」MVを公開していました。
この曲はvoidsに続いて発表されたもので、1分30秒ほどの短い曲ですが、なにより本人たちによって撮影・編集・ディレクションされたビデオが少しおかしくて非常に気になりました。
違和感ある分だけ魅力的なGoogle翻訳文体
曲にはどういうわけか、というより昨今の日本語( 漢字やひらがながビジュアル的にかっこいい、というような海外発信の )ブームに乗って、日本語字幕があてられているのですが、これが日本語を日常的に扱う人間にとっては違和感ありあり、ていうか違和感しかない訳語になっています。もう完全にGoogle翻訳とか、そのへんのネット翻訳使って出力された文字列をそのまま使ってるとしか考えられないですね。数年前、セレッソ大阪に移籍したときのディエゴ・フォルランのツイートを思い出しました。
Firmando con el Cerezo Osaka hasta Dic 2014 Just signed with Cerezo Osaka until Dic 2014. 私は2014年12月まで桜大阪との契約に署名しました pic.twitter.com/2Ea3SByQ12
— Diego Forlan ( @DiegoForlan7 ) 2014年1月22日
ちょうどディック2014年までセレッソ大阪で署名した。 pic.twitter.com/aVyobtiG8Z
— Diego Forlan ( @DiegoForlan7 ) 2014年1月22日
とはいえグローバル化が叫ばれて久しい昨今、日本語を操る人なんて海外に、ましてや彼らNaive Thievesが拠点にしているカリフォルニアにはゴロゴロといそうなのに、その辺の人たちと交流がないこと、あるいは日本語になんてスタイルとしてしか興味ないことを推測させるこのムービーディレクションはホントに素晴らしい。そして願わくば彼らのように"流行ってるからMVに日本語使う海外ミュージシャン"がもっとたくさん出てきてほしいものです。
Naive Thievesのアーティスト情報に関しては以下エントリーをご覧ください。
参考リンク:Naive Thievesの新曲「 voids 」がこれまたガレージ・ロック・リヴァイヴァル。
関連リンク
Naive Thievesオフィシャルサイト( bandcamp )
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