Dream Wifeがニューシングル「Somebody」のMVを発表

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イギリス・ブライトンで結成された3人組ガールズ・ロック・バンドDream WifeがバンドのYouTubeオフィシャルチャンネルにて新曲「 Somebody 」のミュージックビデオを公開していました。

きちんとしたエンジニアが関わっていることを想像させるソリッドな音像で素晴らしいですね。UKでもarctic monkeysをはじめlibertines,fratellis,bloc party,cribsなどゼロ年代に数多のスーパー・バンドを生み出したガレージ・ロック・リヴァイヴァルの流れを汲むバンドではないでしょうか。UKディアレクトでキュートなボーカルの声と、めくるめくリードギターがとても耳に残ります。この「 Somebody 」は3/8にリリースされたシングルとのことです。itunes、spotifyなどで配信されているようなので、気になるかたはぜひダウンロード、ストリーミングしてみましょう。

バンド・バイオグラフィ

Dream Wife profile Photo

Dream Wifeは2015年にイギリスで結成されたスリーピース・ガールズ・バンド。リード・ボーカルをつとめるRakel Mjöllはアイスランド出身で、ギターのAlice Go、ベースのBella Podpadecはともにイギリス出身だそうです。彼女たちはBrightonにあるアート・カレッジ( たしかKero Kero BonitoのSarahもここの出身だったはず )で出会ってバンドをスタートさせたそうですが、意味合いとしては音楽をやりたくてやっている、というわけではなく、アーティスティックな活動の一環としていまのところ音楽が表現手段としてふさわしいと考えている、というスタンスをとっているようです。日本ではディスク・ユニオンで配布されているtwee grrrls clubやショップViolet & Claireなどでおなじみ多屋澄礼氏編集によるFor Girlsなフリーペーパー「 GIRLSIDE 」の創刊号にてインタビューが掲載されいていたりします。日本にいるインディー・ミュージック・ファンにとってはすでに押さえておくべき存在ではあるのかもしれません。

音源としては2016年にセルフタイトルのデビューEPをリリースしています。そのほかweb上で聴ける彼女たちの楽曲は以下のとおり。

ちなみにバンド名はCary Grant、Deborah Kerrの主演した1953年製作のハリウッド・ラブコメ・ムーヴィー「 Dream Wife 」から取られているそうです。パンクというか、俗な言い方をすると非モテ系アート、あるいは「 女性による表現活動の社会的地位向上! 」みたいな考え方に与しているバンドとは思えない由来ですね。むしろそう考えてしまう我々のほうに問題があるのかもしれません。彼女たちには物事の見方にまた新たな視点を与えてくれてありがとう、と言いたいですね。

関連リンク

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