アトランタのガールズ・バンドArt School JocksがデビューEPより新曲「Just A Gwen」を発表

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サン・フランシスコ/マイアミのインディー・レーベルFATHER/DAUGHTER RECORDSのsoundcloudアカウントにて、アトランタのガールズ4ピースバンドArt School Jocksのデビュー・シングル「 Just A Gwen 」が公開されていました。

クリーンなギターからはじまり、ルースなビートがとても気持ちいい。これからの活動に大いに期待できるあらたなTweeポップバンドの登場、という感じですが、そのジャンルのミュージシャンに数えられるその他のバンドと比べるとどこか小綺麗な印象を受けるのが彼女たちのオリジナリティかもしれません。パワーポップの影響を感じるサウンドもまた一つの特徴ですね。

この曲は6/2に同レーベルからリリース予定の彼女たちのセルフタイトルデビューEPに収録されるそうです。デジタル配信のほか、フィジカルではカセットとしてもリリースされるとのことなので、耳の早いガールズ・ポップ・マニアなそこのあなたはこちらのリンクからプレオーダーしてみてください。レッツ個人輸入!

ミュージシャン・バイオグラフィ

Art School Jocks artwork

Art School Jocksは、ジョージア州アトランタを拠点にして活動しているガールズ・ポップ・バンド。メンバーはAli Bragg ( drums, vocal ), Camille Lindsley ( bass, vocal ), Deborah Hudson ( guitar, vocal ) and Dianna Settles ( guitar, vocal )の4人。結成は2015年の晩夏から早秋のころとのことで、先述のとおり今回アナウンスされたEPが彼女たちにとっての最初の作品集となります。レーベルサイトによると「 創作のテーマはときにロマンティックな恋の歌、あるいは政治不安に対する社会へのメッセージ、そしてメンタル・ウェルネスと多岐にわたって 」いるとのことです。

また、彼女たち自身はみずからの音楽性を「 Existential Basement Pop 」と表現しています。直訳すると「 実存主義的な地下室ポップ 」ということでしょうか。まるで1970年代の東ヨーロッパの前衛芸術集団のようなキャッチ・フレーズ。コンサヴァティヴな文化意識が強いアメリカ南部の都市で「 Existential 」という言葉を使ってセルフディスクリプションしているのは彼女たちの周囲に与しないカウンターな( 引いてはリベラルな )スタンスを外部向けにより強固に伝えている感がありますね。不遜なので詳しくは伏せますが、上記写真のメンバー構成から見てもそれは明らかかと思います。

そしてそんな風に考えるとやっぱり彼女たちはtweeポップのミュージシャンなのである、といいたくなります。音楽活動にとどまらないアーティスティックな活動の可能性も秘めていますし、公式なアナウンスはされていませんがこれから作られるだろうミュージックビデオの内容にも期待したいですね。

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