是枝裕和「海街diary」レビュー 広瀬すずがサッカーうまい

投稿日:11/06/2016 更新日:

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是枝裕和監督の話題作「海街diary」やっと観られました。

DVDに付されたあらすじは以下のとおり。

まぶしい光に包まれた夏の朝、三姉妹に届いた父の訃報。
十五年前、父は女と出て行き、その後、母(大竹しのぶ)も再婚して家を去った。
三姉妹を育てた祖母もとうに亡くなり、広くて古い鎌倉の家には、彼女たちだけが残った。
両親へのわだかまりを抱えた、しっかり者の長女の幸(さち)(綾瀬はるか)と、そんな姉と何かとぶつかる次女の佳乃(よしの)(長澤まさみ)、マイペースな三女の千佳(ちか)(夏帆)。
三人は父の葬儀で、腹違いの妹すず(広瀬すず)と出会う。
頼りない義母を支え、それでも気丈に振る舞う、まだ中学生のすず。
そんな彼女の涙を見て、幸は、別れ際に「いっしょに暮らさない?」と誘う。
そして、秋風とともに、すずが鎌倉へやって来る。四人で始める新しい生活。
しかし、祖母の七回忌に音信不通だった母が現れ、一見穏やかだった四姉妹の日常に、秘められていた心のトゲが見え始める―。

引用元:Amazon.co.jp | 海街diary Blu-rayスタンダード・エディション DVD・ブルーレイ - 綾瀬はるか, 長澤まさみ, 夏帆, 広瀬すず, 是枝裕和

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実際はどうなのか知らないけれど、FUJIFILMスーペリアのような質感の映像が美しかった。それとは別に、加瀬亮さんが出てるとそれだけで映画の格が一段階上がる気がしますね。レキシの池ちゃんが出て来たのもビックリ。

近しい人との別離を最初から最後までずっとストーリーの推進力にしているので、たとえば自らの家族を持ち 身近な誰かとの別れを多く経験した所謂"大人"にとっては、おそらくとても印象深い映画なのだと思う。そういった意味ではとても社会的な作品、マスの最大公約数に訴求するような内容だし、だからこそ数々の賞を受賞しているのではないか。

まったく別のところからみると、広瀬すず主演による鎌倉プロモーションムービー(主に海外に向けて)、という感じ。しらす漁をしている同級生がいたりするところとか特に。先日渋ラジの番組に出演していた是枝監督が「最近の日本は良かれ悪かれ映画ビジネスが国内マーケットだけで成立しているから国際的に評価される作品が少ない」と言っているの聴き、ということは少なくとも彼は彼の作品において海外市場を見据えて制作しているに違いない、と考えたからそう感じてしまったのかもしれません。

一番印象に残ってるのは公開時もすこし話題になったサッカーのシーン。噂どおり広瀬すずさんがホントに上手くて驚いた。後ろから来たボールを走りながらスピードを落とさずワントラップしてそのままドリブルに移行したり、別の場面ではサイドからの浮き玉パスをアウトサイドで足元にピタリと付け、スムーズに次のプレーにつなげていたり。演技では為しえないセンスを感じる。まるでドルトムントにいたころのマリオ・ゲッツェとか、あるいはマルコ・ロイスとかのようにニュータイプのドイツ代表的なテクニックの持ち主で、タイプ的にはゴール前中央でパスを受けてすぐ自らのドリブルでペナルティエリアに進入して(なぜかDFがカヴァーに来ないが)ゴールを決めるシーンがあるし、縦への推進力があるタイプのテクニカルな攻撃的MF、ということなのでしょう。天賦の才能をもった人間がたゆまぬ努力をある程度続けることで作り出されるかたちなので、湘南オクトパスのような地元クラブではなく、すぐにベルマーレやマリノスなどのプロクラブ下部組織に所属するべきだと思う。

しかしすずのサッカー選手としてのキャラクターは作品の本筋とは全く関係ないので悪しからず。

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