東京メトロ「銀座線全面リニューアル」のCMがかっこいい

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東京メトロの銀座線リニューアルを伝えるCMがとてもかっこよくて目を奪われてしまいました。

このCMに関して、YouTubeのキャプションには

東洋初の地下鉄として、1927年開業の銀座線。
当時の街並みと人びとの昂揚感がコラージュで再現されます。
地下では、ハイカラな人々を乗せて走る1000型車両。
変わりゆく東京と走り続けてきた銀座線も、全面リニューアルへ。
全19駅改装、全駅バリアフリー化などの大幅な工事です。
未来に向けて一変する銀座線の姿に、どうぞご期待ください。

引用元:メトロは、すすむ。すすめる。「 銀座線全面リニューアル 」篇( 30秒 ) - YouTube

と書かれていますが、その言葉どおり、過去の写真素材を駆使したコラージュが、軽快な音楽に乗せて小気味よく連続していく映像が素晴らしいですね。至福の30秒間。ほかのCMもこのようになればいいのに。

東京メトロのCM情報ページを見てみると、このCM自体は電通と太陽企画の共同プロジェクトのようです。あまりに関わるクレジットが多いので、それぞれの人間がどこにどの程度関わっているのかを推し量るのはきびしいのですが、おそらくこの映像の肝である映像は伊東玄己さんという映像クリエイターによるものと思われます。

その伊東玄己さんに関して、クリエイティヴ関係のエージェント会社JKD Collectiveに載っていたプロフィールを以下に引用させていただくと、

伊東 玄己 ( イトウ ゲンキ )は、洗練された感性とスキルの融合で注目を集める映像ディレクター。デザイン事務所を経て、フリーのモーションデザイナーとして活動を開始。2004年に、W+K Tokyo Labに参加。多くのミュージックビデオやヴィジュアル制作を手がける。2008年にはWieden+Kennedy Tokyoにデジタルアーティストとして正式参加し、Nike、Google、PlayStation等の映像制作に携わる。腕利きのデジタルアーティストとしてキャリアを積んだ後、2011年末にワイデンから独立。最近は、実写映像のフィールドにおいて、その才能を開花させ、その日本人離れしたセンスと演出力が各方面から高い評価を得ている。
ファッションデザイナー、画家、華道家などとのジャンルを超えたインスタレーション、日本を代表するグラフィックデザイナー、永井一正とのコラボレーション、メディアアートの祭典「 ARSELECTRONICA 2010 」でのビジュアル・パフォーマンス、会津若松市 鶴ヶ城へのプロジェクションマッピングなど、多彩な表現活動は国内外のシーンから注目を集めている。参加作品の一つ、Hifanaの「 WAMONO 」は、文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門にて優秀賞を受賞。初監督作品となったJemapurの「 CLARTE 」はドイツ、イタリア、オーストラリア、イギリス、アメリカなどのフィルム・フェスティバルで上映され高い評価を得た。 2010年、NY ADCによって世界若手クリエイター50人に贈られる賞 「 ADC YOUNG GUNS 8 」を受賞。

引用元:JKD Collective | Genki Ito

とのこと。現在なにかと話題の( そうでもないかもしれませんが )外資系広告エージェント、ワイデン+ケネディ社にて活動をされていたのですね。少なくとも気鋭の注目すべきクリエイター、というのは間違いないと思います。
というわけで、伊東玄己さんの手によるCMや映像がこれからもたくさん見られることを願いつつ、彼のオフィシャルHPに今回のアニメーションに近い作品がいくつかありましたので、そちらを以下に貼付けておきます。

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GENKI ITO

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