Hanakoの連載「私は散歩とごはんが好き(犬かよ)」のバンコク編が最高だった

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Hanakoで連載されている平野紗季子さんの「 私は散歩とごはんが好き( 犬かよ )。 」バンコク編の誌面マジ最高じゃないですか。

昨年10月の誌面リニューアルから掲載されている平野紗季子さんによる「 私は散歩とごはんが好き( 犬かよ )。 」。そのタイトルからして最高ですが( ピンとこない人は各自お調べください )、彼女の写真と文が紙で定期的に発表されるこの連載は世の中のFoodieな人やおしゃれ文化系女子のみならずシティボーイやそれに類するひとびとまであまねく魅了している( はずです )。そんななかでもこの4/13号掲載のバンコク編はことさらに素晴らしいと感じた。とりあえず手打ちのスクショを以下に掲載しますね。

私は散歩とごはんが好き( 犬かよ )。バンコク編誌面。

どうですこのゴチャゴチャ感。女性のために作られた雑誌のページとは思えないし、21世紀の雑誌とも思えない。いつもより情報量倍増くらいの勢いなんじゃないでしょうか。

雑誌の情報量を多くすることってそれ自体が目的になりがちで、しかしこの回の"犬かよ。"は決してそうではなく、とにかく平野紗季子さんにとってバンコクが楽しすぎて、伝えたいことがたくさんあり、そのすべてを伝えるには情報過多にならざるを得なかったのだろうことが誌面からガンガン伝わってくる。そういうメンタリティ、情熱が先にあって膨大な情報量がそれについてくる流れっていうのは、雑誌作りにおいてすごい理想的だと思うのだけど、実現するのはなかなか難しい。だからこそ、それを実現しているこのバンコク編の素晴らしさが痛切に感じられるというものではないでしょうか。

もちろん、実現には服部一成さんによるデザインの力が大きく寄与してることは言うまでもないです。Hanakoには素敵なモノを見せてくれてありがとう、と言いたいですね。

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