スイス対エクアドルマッチレポート【FIFAブラジルワールドカップ2014】

Post Date:16/06/2014 Modified Date:

  

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前半

立ち上がりからペースをつかんだのはエクアドル。スイスは最終ラインを高くして、より相手ゴールに近いところでボールを奪い、サイドに展開してゴールを狙う意図をみせるがミスが多く、ボールを失ってはカウンターの意識が強く出足の鋭い相手に対しファウルで止め、エクアドルのセットプレーを招く展開がしばらく続いた。

その後試合は落ち着き、スイスが最終ラインからゆっくりとボールをつないでポゼッションをし、それを向かい打つエクアドル、という構図で、お互いにアグレッシブさを前面に押し出した激しい展開となった。スコアが動いたのは前半22分、左サイドからのセットプレーをE・バレンシアがゾーンで守るスイスディフェンスの隙をついてヘディングで決めてエクアドルが先制点を獲得。再三にわたり得ていたセットプレーをしっかりと生かしたかたちとなった。

同点に追いつくためさらにポゼッションを高めてMFシャキリの突破をメインに攻めこむスイスだが、リードしたことで守備ブロックをしっかりと構築し中央を固めるエクアドル守備陣を崩しきることができず。逆にサイドバックも高めにポジションしているため空いた広大なスペースを利用したエクアドルによる少ない人数でのカウンターを喰らう機会が多かった。

前半も30分を過ぎるとスイスはさらに攻撃のテンションを上げ、中盤でダイレクトにつないでプレースピードを高めながら攻め込んでいった。MFインレルのミドルシュートが枠を捉えるなど数多くのチャンスを生み出しはじめるが決めきることができず。エクアドルが1点のリードを守って前半は終了した。

後半

後半頭から、スイスはシュトッカーに代えてメフメディを投入。すると後半開始3分で得た左コーナーキックから代わって入ったばかりのメフメディが頭で合わせ、絶好のタイミングで同点に追いつくことに成功した。

タイスコアになった試合は、再び主導権争いが続く激しい展開に戻り、まさにがっぷり四つといった趣で、スイスは前半のサイドからトップ下にポジションを変えたMFシャキリの突破から、エクアドルはロングボールからサイドに展開しFWに当てる展開でともに数々のチャンスを作り出していく。こう着状態とも、いつ点が入ってもおかしくないとも言え、観る側にとっては緊張感あふれる状況が続いた。

試合終了20分前ごろになるとエクアドルはカイセド、モンテーロといい動きをしていた選手を交代させ、オフェンスの活性化を図る。一方スイスは比較的スペースが出来るようになったエクアドルディフェンスのあいだに細かくパスを出し入れしてゴールに迫っていく。後半37分にはシャキリの突破から得たゴール前中央のフリーキックをインレルが狙うも壁にあたって得点はならず、逆に40分にはエクアドルはMFバレンシアがゴール前で得たFKを直接狙い、枠を捉えるもベナーリオにセーブされるなど、終盤に訪れたセットプレーのチャンスもお互いに決めきることが出来ず。このまま引き分けで試合は終了するかとおもわれたアディショナルタイム、スイスが自陣からはじまったカウンターから途中出場のセフィロビッチが土壇場で追加点を決め決勝ゴール。スイスが2-1でドラマチックな逆転勝利をあげ、勝ち点3を挙げることに成功した。

スイスとエクアドル、それぞれの印象。

FIFAランク6位で、ユーロ予選無敗で出場してきたスイスなので、どんな試合をするかかなり期待してみてたのですが、なんとなく決め手に欠けるチームだったような気がします。バイエルン所属のMFシャキリによる突破や右ラテラルであるリヒトシュタイナーの攻撃力などには魅力があるものの、高いところまで勝ち上がる力はなさそうな気がします。とはいえ、今回の勝利のように、交代選手がことごとく活躍するヒッツフェルト・マジックによるゲーム外の何かを呼ぶ力がありそうなので、そのへんに注目していきたいですね。

エクアドルは非常に組織されたチームで、ザ・中堅の国、といった感じでした。前線のキープ力から数々のチャンスを作り出していたし、守備もよく機能していました。今回は残念ながら破れてしまいましたが、これからもなかなか楽しませてくれそうなチームだと思います。

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