私立恵比寿中学の1stアルバム「 中人 」が発売されましたね。
DefSTAR RECORDS （ 2013-07-24 ）
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エビ中らしいバラエティに富んだ楽曲がずらりと並んだすばらしいアルバムですね。
で、トラックリストや曲の順番をみていて、色々と気づいたり考えたりしたことがあったので、今回はそのことについて書きます。
曲順をみると中人は二部構成？
まず最初に、中人のトラックリストは以下の通り。
中人トラックリスト
これをみたり、実際アルバムの曲を聴いたりしていると、中人は9トラック目の「 体操 」を中心に、1がイントロ、2〜8が前半、9がインタールード、10〜16が後半、17がアウトロという構成、言ってしまえば二部構成のアルバムになっている、と捉えることができます。
飛ばし過ぎた感あるので少し丁寧に説明いたします。
たとえば、ラストソングである「 あるあるフラダンス 」。他の曲とは少し毛色の違う（ しかしとてもエビ中らしい ）このゆるゆるなハワイアンソングをアウトロとすると、アルバム収録曲全体が、まるで椎名林檎さんのアルバムみたいに、interludeや「 体操 」を境にして
折り返せるシンメトリー構造になっているように見えてきませんか？
「 いや、見えないです 」なんて言われるとこのあとが完全に無に帰してしまうので、そういう人のために以下のリストをご覧ください。
中人トラック色分けリスト
そしてここでもう一回言ってしまいますけど、上の図のように、あるあるフラダンスをアウトロと考えると、体操を中心に、インタールードとイントロ、そしてアウトロがキレイなシンメトリーを築いていますね。
わかっていただけたでしょうか？
前半、後半をさらに細分化してみる。
そしてさらに、上で分けた前半（ No.2〜8 ）と後半（ No.10〜No.16 ）は、ともにインタールードを除く6曲がそれぞれ2曲ずつのまとまりに分けられます。
視覚に訴えたほうがわかりやすいと思うので再び色分けトラックリストを。
中人の曲は、以下のように分けられるのではないかと僕は考えました。
中人トラック細分化リスト
前半の分け方は、シングル二曲、新曲二曲、ダブルA面のシングル（ それぞれ発売されたシングル内でのトラックNo.2 ）二曲というようなかたち。
で、後半は前半とはちょっと視点を変えてしまいますが、歌詞の内容で二曲ずつにまとめられる感じです。
上から恋愛、平穏（ リストで言うファミリー感。家族や、もっと言うなら人間愛のことを歌っている、ってことですね。 ）、希望（ リストではポジティブメンタルとどうしようもない言葉を当てています ）、のような歌詞内容でまとめることができますね。
と、突然ですが長くなってしまったのでとりあえず今回はここまで！
次のエントリーでは、この構成にした意図はどういうことなのかということを、前半と後半、それぞれどんな印象を与える造りになっているか、みたいなことを踏まえつつ考えてみたいと思います。
それでは次回をお楽しみに！
＜追記>
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