The Oriellesの「Sugar Tastes Like Salt」がかっこいい

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イギリスはヨークシャー、ハリファックスの3ピース・バンドThe Oriellesが自身のsoundcloudアカウントにて「 Sugar Tastes Like Salt 」を公開していました。

プログレ感もありながら( 曲の長さだけかもしれませんが )、正統派ブリット・ポップの流れも感じさせる曲ですね。3ピースバンドとは思えない音の厚みはエンジニアによるところが大きいのでしょうか。
YouTubeにMVもアップされていました。

この曲は今年の3月、シンセ・ポップバンドSaint Etienneやサイケ・ロック・バンドTemplesなどの作品もリリースしているロンドンの老舗インディー・レーベルHeavenly Recordingsより配信シングルとしてリリースされたもの。気に入った方はこちらのリンクからどうぞ。あと7インチ、12インチの2フォーマットでのヴァイナル化も予定しているそうなので、フィジカルジャンキーなあなたは以下のリンクよりオーダーしてみてはいかがでしょう。

ちなみに曲名の「 Sugar Tastes Like Salt 」はクエンティン・タランティーノ監督「 デス・プルーフ 」に出てくる台詞から引用されているとのことです。

バンド・バイオグラフィ

The Orielles Profile Photo

The Oriellesは、イングランド北部、ウェスト・ヨークシャーにある小さな街Halifaxに住む、Sidonie B,Esmé DeeのHand-Halford姉妹( 写真左から。それぞれドラム、ベース&ボーカルを担当 )とその友人Henry Carlyle Wade( ギター&ボーカル )の3人によって結成されたバンド。2014年前後に活動をスタートさせたのち、現在までにいくつかのシングルをリリース( 記事下部のwebで聴ける彼らの楽曲群をご覧ください )、現在はLiveシーンを中心に活動を続けているようです。Hand-Halford姉妹の父親は、80年代の終わりに活躍していた、チェシャ猫でおなじみイギリスのチェシャー州Crewe出身のインディー・ポップバンドTHE TRAIN SETのドラマーAdam Halfordであるとのこと。

メランコリックなジャングリーさにそこはかとなく父親( のバンド )の影響を感じさせますね。そのほか彼らは影響を受けたバンドとして、Pavement, The Modern Lovers, Sonic Youth, Pixies, The Pastels, Yo La Tengo, Flo & Eddie, The Beach Boys, Steely Dan, Happy Mondaysなどを挙げています。以下リンク( 英語 )の英Guardian紙ではゼロ年代に活躍したブルックリンのガールズバンドVivian Girlsなどの名前を挙げてThe Oriellesを形容しています。


New band of the week: The Orielles ( No 144 )

あと誰も訊いてないでしょうが、simonsaxon.com的にHand-Halford姉妹ではEsmé Deeさん推しです。曲では「 Space Doubt 」推しです。

現在のところアルバムリリースのアナウンスなどは残念ながら出ておりませんが、1曲を二つにわけてまで7インチを出すくらいですからアルバムというフォーマットが失われつつある昨今とはいえ、そのうちにLPやEPなどの作品集が作られるかもしれません。彼女たちから目を離さず動向を追っていきましょう。

Web上で聴けるThe Oriellesの楽曲

関連リンク

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インタビュー記事( 英語 )

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