Phum Viphuritが1stアルバムより「Long Gone」MVを公開

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バンコクのインディー・ミュージック・レーベルRat RecordsのYouTubeオフィシャルアカウントにて、若きシンガーソングライターPhum Viphurit( プム・ヴァイプリト )の「 Long Gone 」ミュージックビデオが公開されていました。

なんてアーバンなサウンド。のびやかでドリーミーでディスコでブギー。まるでくるり「 ばらの花 」を彷彿させるような。Phum Viphurit氏の抑制が効きながらもエモーショナルな歌声も素晴らしいですね。

この「 Long Gone 」は今年2月に発売された彼の1stアルバム「 Manchild 」に収録されているとのこと。itunesほかで手に入れられるとのことですので、アジア音楽ってものめずらしい!という私と同じように狭き視野を持つ無邪気な音楽ファンはぜひともゲットしましょう。

ミュージシャン・バイオグラフィ

Phum cover

Phum Viphuritは、タイ・バンコクで活動中の若干21歳の若きインディー・ポップ・ミュージシャン。生まれもバンコクですが、幼少期はニュージーランドで育ったとのことです。話題沸騰中のfazerdazeといい、彼女が憧れるUnknown Mortal OrchestraのRuban Nielsonといい、あまりそういったイメージはありませんが、ニュージーランドにはグッド・ミュージック・コンポーザーを育む土壌があるのでしょうか。クジラやマオリの文化が持つ現代に訴求する霊性のおかげかもしれません( これが言いたかっただけ )。

そんな話はさておき、子供のころは高速道路の監視員になりたかったというかわいい一面を持つPhum Viphuritは、MTVで映し出されるポップ・アイコンたちの姿をみて音楽に没頭するようになったとのこと。影響を受けたミュージシャンとしてJason Mraz,Young the Giant,Foster the People,Mac Demarco, Matt Corby,Ben Howardなどを挙げています。

そんな彼がRat Recordsにてデビューを飾ったのは2014年のこと。「 Adore 」「 Run 」「 Strangers in A Dream 」などいくつかのシングルを発表したのちに、昨年2月に1stアルバム「 Manchild 」をリリース。このアルバムはクラウドファンディングによって制作資金が調達されたそうです。

最近でタイと言えば日本では映画「 バンコク・ナイツ 」の公開や、エム・レコードに代表されるようなインディー・レーベルによる土着のポップミュージックが発掘され、評価されている昨今ですが( 大企業のアジア拠点がタイにやたらと溢れていることも一因を担っているのでしょう )、そういったエキゾチックな音楽とは一線を画した、世界的なインディー・シーンのど真ん中を行くようなサウンドを奏でるミュージシャンも存在するんですね。ちょっと考えれば当たり前のことですけど。自分の視野の狭さもとい世界の広さを思い知らされる、すばらしい存在だと思います。

Web上で聴けるPhum Viphuritのその他の音源は以下のとおり。

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